今日は普段気持ちの中に抱えて、いつももやもやしている事をコメントしたい。
私は紛れもなくバイクブームにのまれてバイクの世界に入ったと思う。流れに乗ったと言うか、乗ってしまったと言うか見事にはまってしまった一人で、今日までそのはまった世界からはずれずに続けてこれたのはすごいと思う。
けど、流されてきた事には間違いなく、メディアはもちろん、大多数が言っている事には疑問はあったが、それを打ち消すことは出来なかった。
最初に乗り始めたころは、とにかく楽しかった。誰に教わるでもなく自然に走って、雨のなかでペイントに乗っても怖くなかった、点線に乗ると滑って、グリップ、滑ってグリップ…それが楽しくて、しかもこける気はしなかった。
うまくなりたいと言う気持ちも全開で、とにかく世間に流れている情報を集めて実践しようとしたけれど、すればするほど怖くなったのも強烈に覚えている。
乗り方に疑問を持ち続けていた、月刊オートバイで誰だか忘れたけど、「16インチ乗り」を強調してたのを覚えてる。
しかしフォームだけで、走りに影響は無いし、外足加重だとか、ニーグリップだとかどれやっても走りに大きな影響が無いのバイクに乗り始めてからずーっと疑問を感じていた。
そればっかりじゃなくて、「何かが違う」と疑問、疑問の連続だった。
5年前からモトクロスを始めた。
良い出会いもあったし、オフロードのトレーニングとは何か知りたかった「アメリカンライダーはスライドをオフロードで身に付けた」と言う30年前の雑誌のコメントを確認したかった。
もうひとつは、「日本人はフロントのグリップを頼り過ぎている。」とダートラブームで来日したババ=ショバーとのコメントも気になっていた。
確かに、ウエットの路面でフロントから良くこけたし、スリッピーな路面ではフロントの操作方法にいつも躊躇していた。
モトクロスは、フィジカルの面でも相当早くに体幹の強化や、坐骨の傾斜、脊椎を伸ばすことに取り組んでいる。
結果的にはオフの世界だけでなく、人間がバイクを操縦する重要な事だった。
’90年に8耐に出場したスペンサーはスプーンでフロントから白煙出したけどこけなかったとか、レイニ―、シュワンツ、ドゥーハンはフロントのスライドを多くの雑誌でコメントしている。
その謎を解きたかったと言うのも有る。
どの雑誌見ても「滑りやすい路面は低いスピードでスライドコントロールを身につけるには最適」と書いてあったし、異口同音に誰もが言っていた。今はDVDでも言っている。
アスファルト路面で、リアが滑るスピードで走って転倒する事ってそんなに多い?!
確かに、リアのコントロールを覚えるには良い。あたりまえだけどアスファルトの上でスライドコントロールをするには相当のスピードと転倒リスクが伴うので危険。その動きを感じて、対応方法を覚えるには良いし、否定しない。
だがはっきり言う
ロードライダーがオフロードで学ぶべきはリアのスライドではない。フロントの使い方だ。それと次のライディング理論を否定する。
1、腕に力を入れるな、下半身で体重を支えろ
2、体を柔軟に
これは違うとはっきり言える。つまりその逆。腕に力を入れて、体をがちがちに固める時が有ると言う事。
近い将来、これが常識に変わるぞ!革ツナギも、背中を丸めるデザインではなく、胸の張れるデザインに変わって行くはず。
フォームの改革さっ。
胸の張れないツナギだったら、ベン=スピースはどうすんの?
勘違いしてもらっては困るし、理解せぬままに実行するのはいけないので、細かい事は書かないけどブレーキ操作もこれと深くかかわっている。フロントのスリップダウンからの唯一の回避方法がここにある。
それから、バレンティーノ=ロッシの コーナリングの際 内足を外す意味もこれに関わっている。
まだジャーナリスト始め、元GPライダーも誰も適切なコメントを言ったのを聞いた事も見たことも無い。
分かって無いと言う事だね。
それから、日本のライダーでは秋吉選手がそのフロントの使い方をしているのがはっきりわかる。
ライン取りにも現れている。
モトクロスでは、熱田選手がフォームにその特徴が現れている。
JSBとモトクロス・・・違うようでバイクでコーナーへのアプローチは全く同じ。
月刊ロードライダーで最近、オフの乗り方とロードは違う。使い分けるとか書いてあったけど、一緒だよ。
何度も言うけど、フロントだよ、フロント。
まあ、もっともっとバイクに乗り始めて、ずっと刷り込まれてきた事がたくさんあるし、常識にになってるけど、違う事イッパーイ有るんだぞー!
真偽を確認しないで、簡単に書くなよ!!
その、間違いで凝り固まったバイクの世界になんとか一石を投じたいけど、自分の力の無さを感じて毎日悶々としてるんだ―!
このままじゃ犬の遠吠えと同じ。
影響力が足りないから困ってる。もっと大きくなりたいー!!
JSBだモトクロスだ言ってるけど、究極の速さを求めるのではなく、操作の基本の基本
転倒しても、会社では責任のある仕事をしているので休めないと言う立場のライダーがほとんどだと思う。だからその為にも、近い将来この方法を伝えたいのだーー!!「転倒リスクの回避」が本筋。
いつか堂々と言える様になりたい。
ボソッ
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- 2010/07/22(木) 02:35:28|
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