今クラッチハブのオーバーホールは半月に一度のペースで作業行っています。
預かったタイミングで作業の時間が変わります。
苦労したのがダンパーラバーの再生で、材質を決めるのが大変でした。材質を仮に決めて実際に走って
また候補の材質に変えての繰り返して今の材料にたどり着き
金型起こしてダンパーを再現してます。
純正と違うところがあります
それは穴の内径が純正より小さい事と厚みが0.5mm厚い事。
これはどちらもオーバーホールの際、ガタが大きく、特に厚み方向は0.5mmの余圧を与えて
使用中も横方向のガタを減らすのに効果ありです。

次にベアリングを交換します。これはベアリング形状が車種によって2種類あります。打ち換えます。


次にアルミバスケットにヘリサート加工を行いSCM435のいわゆるクロモリボルトで
高めのトルクで締めれるように加工


バックプレートは、ステンレスの切り出した新品プレートを付けて完成

ただ、問題はクラッチバスケットの摩耗ですが、これがガタガタの原因ですので
あのクラッチの異音解消ににはなりません。
クラッチドライブプレートとバスケットの隙間が広がれば広がるほど音は大きくなります。
ダンパーはすぐにでも換えたいのですが、バスケットの修正を遠からず、近い将来行えるように
なるはずです。
現在38600円で作業してますが、バスケットの修正含めて5万後半で行う予定です。
ですので、ダンパー交換をすでに行った方も追加料金で出来るようにします。
ついでに一緒に出来るようになるまで待とう。
で無く
出来れば早めがいいです。バスケットの首振りで最悪ケース割れも出ました。
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- 2014/03/31(月) 13:23:16|
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