次はCB750FB レストア車のお知らせです。
これは非常に程度の良い中古車で、外装はじめフレームなどの保管状態がとても良い物でした。
ですがあくまで外観。走行距離少なかればいいとか、外観綺麗だから大丈夫と思ったら大間違いですよ。
実はこのエンジン走行距離わずか5000k付近。
エンジンもおかげさまキェブのOHで結構短時間でかかりました、しかし経年の最大のエンジンへの影響は
プライマリーダンパー、クラッチハウジングダンパー、チェーンスライダーなどのラバーへの影響です。
当時は鉱物油主流の影響もあるかも知れませんが、酸化防止能力は少ないですね(かと言って100%化学合成が絶対とは言いません、ダンパーがラバーである事は変えられません。保管の極意は走ってオイルを変える事です。)

純正マフラーぴかぴかの極上でしたが、エンジンかけたらマフラー出口から茶色い粉がバシャー!!と噴き出して
時々ありますがマフラーの錆です。走らないからエンジンオイルがマフラーにほとんど出て無くて、サイレンサー内部の隔壁
などを保護してなくて、保管の最中錆が浸食、見たくないけど中身はボロボロで。アイドル15分ほどずっと錆の粉出てました。
マフラー外したら、あれだけ錆出したつもりでも、ゆすると ズッ、ズッという湿った砂が中で動く感じ。錆びの塊でしょうね
これは前にもCBX1000の走行距離2000kmほどでもありましたし、CB1100F 800km、VF750F 5000kmでもありました。
走るの大事です、マフラーもとより保管の極意かも。
このFBに戻ります
エンジンかけるとゴトゴト音はひどい言い方すると3万キロ相当と同じくらい、分解する際クラッチカバーとかメンテにに必要な作業だったのでしょうが一部覗いて非分解、初分解である事を確認しました。
さっきのラバーダンパーはもう、ゴムじゃなくって硬質プラスチックになっていました。
これを走行距離5000kmで売るのはJTCBHK(ジェイズ中古CB判定協会=実在しませんが)の査定審査では不合格です。
タコメーターも動くけれどでたらめな動き、ウインカーなど電球新品にしても点灯しないなど要交換個所はたくさんありました。
中古で倉庫での保管車両はこういう前例が割りとあります。
今回のFBは程度の良い車体に、OHエンジンを乗っけての販売です。
走行距離少ないバイクに、その価値を見出すのは正直難しいと思います。走ってなんぼの方は特にそうです。
飾るだけの場合は何の影響もありません。
エンジンは2種類から選択できます。
◆FCベースのOHエンジン 黒


◆FBベースのOHエンジン シルバー



その他基本修正内容として
◆ハーネス一式変更
◆ジェネレーター対策部品(新型)
◆スパークユニット新品
◆メーターOH
◆バッテリー新品
◆ワイヤー関係新品交換 キタコさんと共同作
◆検査2年つき
ここまでの基本価格で115万
これが基本内容です。
フルレストアだと、フレーム塗装や外装もあるし、室内保管の恩恵です。
他にもマフラーとか、最近選択肢の多いヘッドライトなども他に必要ですので
ご相談内容ですね。
純正レストア派には向きませんが 上記内容に フロントブレーキの強化は最低でも追加してほしいです。
安全の要です。
純正ブレーキで前走者に追突して 「すいませ旧車なので・・・」は通用しませんね。
走行スタイルに向けて、サスペンション、ホイール、キャブの交換など
「こんな乗り方したい」という希望を聞かせて下さい。
純正キャブはオールマイティと言われますが走らない期間が長い場合が多い方々には
社外の方がいい場合もたくさんあります。
などなど使い勝手に合わせた車体を提供出来ると思います。
750ccはパワーに期待しないでください。
FCRかTMRにすると、飛ばす過多で無い限りそこそこの走り出来ますよ。
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- 2016/09/27(火) 13:45:52|
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